令和6年6月21日、ふじみ野市議会において定例会が開催され、多くの議題が上程された。
主な議題として、ふじみ野市の財政運営に関わる様々な条例改正についての審査が行われた。
特に令和6年度一般会計補正予算(第1号)については、15億8,862万6,000円の増額が計上された。
これは、市民生活を支えるための物価高騰に対応する給付金や、学校統合準備のための諸費用が含まれている。
前田広子議員は、この補正予算が市民に寄与する点を強調し、特に体育館の空調設備設置に関する工事も評価された。
また、新型コロナウイルスワクチンの定期接種費用も盛り込まれており、秋の接種体制の整備が期待されると述べた。
一方で、上野台体育館や駒林体育館の空調設備導入についても質疑が行われ、利用者への影響を最小限にするための工事スケジュール管理が求められた。
市民にとってこれらの議題はとても重要であり、定額減税し切れない世帯に対しては、物価高騰の影響が大きい中、具体的な経済支援が実施されるべきだとの意見が出た。
また、ふじみ野市国民健康保険特別会計補正予算についても議論が行われ、892万円が計上された。
これは、マイナンバーカードと健康保険証の一本化に向けたシステム改修に必要な予算である。
マイナ保険証の業務を円滑に行うための取り組みが進められていくことになる。
その他、第35号議案や第36号議案に関する報告も行われ、それぞれ国からの交付金が活用される旨が強調された。
地区の文化~が進む一方で、財政面での課題をいかに乗り越えるかが今後の大きなテーマである。
閉会前に高畑博市長が挨拶を行い、今後とも子育て世代に選ばれるまちを目指す重要性を述べ、議員への協力を求めた。
さらに、市民交流の重要性と健康管理の徹底を呼びかけて定例会を締めくくった。
この議事録は、ふじみ野市が直面する課題を解決し、持続可能な未来を描くための貴重な記録となるだろう。