令和4年第3回ふじみ野市議会定例会が開会し、会期は本日から9月22日までの25日間とすることが決定された。
議会運営委員長の大築守氏は、次期議会の運営について報告し、質疑の方法についても言及した。今定例会では市長からの報告に対し、質疑を行う際に各会派から2人まで質疑が認められることが確認された。
さらに、高畑博市長は挨拶の中で、新型コロナウイルス感染症の影響が続いている現状を述べた。今月中には新たな対策が求められると話し、市民に協力を求めた。特に、ワクチン接種の進捗状況を強調し、65歳以上の高齢者の接種率は87.5%に達していると報告した。
また、視察調査報告においては取手市議会のICT活用が紹介され、この手法を他の議会でも活用する必要性が強調された。特に、オンラインでの参加が容易になったことで、市民との意見交換が増加していることが挙げられた。
さらに、報告第19号・令和3年度ふじみ野市一般会計継続費精算報告書は、複数の事業に関連するものであり、各事業の進捗を確認する質疑が行われた。高畑市長は各報告内容をしっかりと把握しており、質疑に対しても明確に回答した。
長期的視野での財政運営の必要性が論じられ、しっかりとした財政支出について関心が寄せられている。
次回は9月1日に開かれる本会議でも引き続き議案審議が行われる予定である。市長の提案する令和4年度ふじみ野市一般会計補正予算には、4億円の債務負担行為が含まれ、市民の関心を集めることとなるだろう。