令和5年第1回ふじみ野市議会臨時会が5月19日に開催された。議会の成立を確認した後、議長・副議長の選挙や各委員の選任が行われた。
議長に選ばれたのは島田和泉議員。議長選挙では、出席議員21人のうち、17票を獲得した。副議長には加藤恵一議員が選任され、こちらも出席議員21人の中で、16票を獲得した。
今回の臨時会では、また、常任委員会と議会運営委員会の正副委員長が選任された。これにより新たに編成された委員会が今後の政策に影響することが期待される。特に、重要な位置づけを持つのは、生活・福祉常任委員会であり、福祉部門における施策推進が進展する中で、地域住民の福祉向上に寄与する見込みであるとされている。
市長の高畑博氏は挨拶において、議員各位の選挙後の活動を祝し、地域活性化や市民福祉の向上に努める必要性を強調した。また、これからも防災対策に力を入れ、自然災害から市民の命を守る取り組みを続けると述べた。
また、今回提案された議案には、令和5年度ふじみ野市一般会計補正予算に関する議案や、ふじみ野市税条例の一部改正が含まれており、各議案は特に質疑もなく全て承認された。特に、補正予算案にはコロナ対策など、地域住民を支える施策が盛り込まれており、その効果が期待されている。
議会の最後には、閉会中の継続調査の申し出があり、今後の継続的な検討が進められることも決まった。これにより、議会の活動が一層充実し、住民の声を反映した政策形成が進むことが期待される。