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ふじみ野市、ワクチン追加接種や生活支援金議案で進展

ふじみ野市の定例会で、新型コロナワクチン4回目接種や生活困窮者向け支援策が議論され、対策が検討される。
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令和4年6月のふじみ野市の定例会では、主に感染症対策や予算関連議案が審議された。

特に、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種に関する質疑が多く見られた。加藤恵一議員(青藍会)は、感染症対策事業について質問し、4回目のワクチン接種券発送の進捗や接種対象者についての詳細を求めた。皆川恒晴こども・元気健康部長は、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を60歳以上の人を対象とし、18歳以上の者で国の基準に該当する基礎疾患を有する人を含むと述べた。また、接種券は希望者からの申請を受けて発送されると付け加えた。

さらに、マイナンバーカードの取得推進についての議論も行われた。粕谷直樹市民生活部長は、現在の申請率や交付率について報告し、住基ネット端末の増設を進める理由を説明した。令和4年度中に、多くの住民がマイナンバーカードを取得できるよう体制を整えていくと考えられている。

生活困窮者支援としての自立支援金の支給についても多くの関心があった。床井紀範議員(日本共産党)が質問し、生活困窮者へどのように支援が行われているか、その実績を尋ねた。皆川部長は、社会福祉協議会との連携を強化し、プッシュ型通知によるチェックを進めていると回答した。

最後に、学校給食センターの食材費高騰に関する議論も行われた。現状では、前年対比で3.05%の食材費上昇が見込まれ、保護者への直接的な負担増加を避けるため、国のたゆまぬ支援を得て過去の補正予算を活用する考えが示された。金子明総合政策部長は、学校給食への影響を最小化する努力を続ける意思を強調した。

本定例会では、市民の生活を守るための様々な施策が継続的に審議され、執行部の努力が示されていることが確認された。

議会開催日
議会名令和4年6月ふじみ野市定例会(第2回)
議事録
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