令和4年6月30日、第2回ふじみ野市議会定例会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
市長の高畑 博氏は、議会での開会を告げる挨拶を行い、特に新型コロナウイルス感染症に関する医療措置の進捗について触れた。市長は、5月に終了したまん延防止等重点措置後、感染状況について「緩やかに減少している」と述べる一方で、今後の対策の重要性を強調した。
議会運営については、議会運営委員の大築 守議員が報告し、会期を本日から6月17日までの19日間とすることが決定された。
さらに、議題の中には議長の辞職願があり、川畑 京子副議長がこの件を取り上げた。西和彦議長が一身上の都合により辞職を申し出た後、議会はこれを異議なく受理した。
その後、議長選挙が行われ、得票数で山田 敏夫議員が新議長に選ばれた。山田 議長は就任挨拶で「二元代表制をしっかりと果たす」と意気込みを示した。
本定例会では、報告第8号から第13号までの議案と新型コロナウイルス関連の補正予算についても提案された。特に令和4年度一般会計補正予算(第1号)の必要性が強く訴えられた。市長は、「新型コロナウイルス対応に向け、1億5,664万4,000円を追加する」と述べた。議案審議のための休会を経て、次回の議会は6月2日に開催される予定である。