令和4年9月22日、ふじみ野市議会において第3回定例会が開催され、様々な議案の審議が行われました。特に注目されたのは、令和4年度の一般会計補正予算に関する議案でした。議長の山田敏夫氏は、出席議員が21名であることを確認し、議会が成立したことを宣言いたしました。
最初に審議されたのは、第73号議案の令和4年度ふじみ野市一般会計補正予算(第5号)です。この議案においては、公的財源の適切な運用が主なテーマとなりました。西和彦議員は「本補正予算は新型コロナウイルス感染症への対応や人的資源の配分見直しを基に編成されている」と強調しました。また、同議員は歳出面において光熱費の上昇や新型コロナウイルス感染症への支援が計上されていることを挙げ、今後も金銭的影響を注視するよう要請いたしました。
次に審議されたのは、民部佳代総務・教育常任委員長による報告でした。同委員長は、先に行われた条例改正に伴う補正が適切に行われていると報告。議会の議員たちはこの報告に相次いで支持を表明し、議案は可決されました。
続いて、第74号議案から第92号議案に関する審議が行われました。それぞれの常任委員長が報告を行い、意見や要望が出されました。特に道路関連の議案が多く、変化の多い都市計画に関して多方面での議論が繰り広げられました。
さらに、文化施設整備に関する第94号議案についても説明がなされ、これに対する質疑が行われました。塚越洋一議員は「今回の変更によって対策が適切に講じられた」と評価し、コンサルタントとの連携の重要性を指摘しました。
この日の議会は市民生活への直接的影響を及ぼす案件が数多く含まれており、市議会の議員たちも市の未来を見据えた慎重な姿勢を示しました。議会の終了後、高畑博市長からは自然災害への備えと市政の動向について話があり、今後の方針を示しました。市民に寄り添った行政運営の重要性が再確認され、意見交換を通じて次のステップに進む姿勢が強調されました。