令和3年12月7日、ふじみ野市議会第1委員会室で、令和3年度ふじみ野市一般会計補正予算(第9号)に関する市民・都市分科会が行われた。
会議では、主に歳入や歳出の補正に関する質疑が行われた。特に鈴木美恵委員は「物品売払収入」としての具体的な重機について問うた。この質問に対して道路課長の山風呂敏氏は、老朽化したグレーダーやショベルローダーの入替えに関して説明した。
補正予算の内容において、道路課の車両を入替えることに伴い、物品売払収入が見込まれるという点が強調された。新たに投入されるホイールローダーは、砂利の積載や雪かきに利用されることも述べられた。
また、塚越洋一委員は舗装の修繕費に関連する質問をし、特に振動苦情の増加とその要因に注目した。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増え、以前感じなかった振動を訴える市民の要望が多くなった背景を指摘した。
道路課長は、振動の解消には部分的な補修ではなく広範囲の施工が必要であるとし、高額な修理費用について説明。また、補正予算の内容は、振動苦情への対応にも関わるものであると述べた。具体的には、補正額の1,500万円を使った補修工事が必要であることが強調された。
その後の質疑では、緊急対応の後の仮舗装に関する段取りや予定期間についても意見が交わされ、道路課長の回答により、修繕計画の優先順位に従って行われることも明らかにされた。より計画的な維持補修を目指す必要が訴えられた。