令和5年第1回ふじみ野市議会定例会が3月16日までの25日間で開催される。
この初日の議事では、多数の重要議題が扱われた。まず、会議録署名議員の指名が行われ、「伊藤美枝子議員」「西和彦議員」「大築守議員」が選ばれた。次に、議会運営委員長の「大築守議会運営委員長」が議会運営委員会の調査報告を行い、次期議会の会期が本日から3月16日までであると述べた。議会日程には、質疑や議案審議の方法も含まれ、特に質疑は会派ごとの総括質疑が組まれていることが強調された。
続いて、「高畑博市長」が挨拶を行った。市長は、トルコ南部及びシリアでの大地震に触れ、被災者への哀悼の意を表した。また、新型コロナウイルス感染症に関する国の方針の改定についても言及し、地方自治体としての対応を考えている旨を明らかにした。さらに、今定例会においては「ふじみ野市地域の医療と介護を守る条例」と「ふじみ野市犯罪被害者等支援条例」が提案されることを伝えた。
委員会からは、意見書の処理結果も報告され、重度心身障害者医療費支給事業補助金の対象者拡大を求める意見書が埼玉県知事に送付されたことが確認された。市長は、今後の国の予算案における地方財政の圧迫を考慮に入れ、市政運営の基本方針を示し、感染症対策や地域支援の重要性を訴えた。
この定例会では、コロナ禍の影響を受けた地域自治組織の活性化が求められ、特に市民活動の支援や地域コミュニティを強化する必要性が指摘された。市長は「人と人とのつながりの重要性」を強調し、地域の活性化に向けた目標を述べた。今後の議会では、市政に対する質疑の中で市民の懸念や問題点が具体的に問い質されることが期待される。
今後の議会日程においては、総括質疑や常任委員会付託、議案審議が予定されており、市民から寄せられる疑問や提案への具体的な応答が求められる。