令和5年6月の定例会が開会した。
この会議では、会期の決定や市長の施政方針説明が行われた。
市長の畑中政昭氏は、今後の高石市のビジョンとして、新たな施策を掲げ、社会課題を解決するための取り組みを進めると述べた。
特に重点を置くのは、人口減少問題への対応であり、その解決のための政策モデルを展開することが強調された。
市長は、施策において「子育て支援」の重要性を訴え、学校給食の無償化や子ども館の利用促進など、具体的な施策を推進する姿勢を示した。
更に、一般会計補正予算では、物価高騰を背景とした生活支援施策についても言及されており、特に民間認定こども園への運営支援助成金の増額が必要とされる。
このように、厳しい財政状況ではあるが、市民生活の安定を図るための努力が続けられる。
また、教育施策に関しては、教育長の任命も議題に上がり、新たに山本圭作氏が選任された。教育の重要性を鑑み、教育施策の継続的な充実を目指す旨が述べられた。