令和5年7月5日、うるま市は第168回定例会を開催しました。議長の比嘉直人氏が会議を開き、重要な一般質問が行われました。特に注目されたのは、石川地域から伊計島への直通フェリー運航の可能性についての提案です。真壁朝弘議員は、伊計島の人口226人の内訳を示しながら、交通の不便さが観光業に与える影響に言及しました。経済産業部長の松岡秀光氏は、港湾整備が必要であるとし、意見交換を行うことを表明しました。
次に、新給食センターの跡地活用についても質疑がありました。真壁議員は、伊波地区に移転した石川出張所の業務縮小を提案し、財務部長の島袋史朗氏は民間活用を想定していると回答。
警察施設に関する質問では、市民生活部長の新里禎規氏が施設の面積及び用途として訓練場を紹介し、環境への配慮についても言及しました。真壁議員は、周辺住民への配慮を求めました。
また、うるま市の教育に関する議論もあり、教員不足問題が浮き彫りになりました。特にA.L.T(英語指導助手)の配置状況と未配置の教員についての質問に対し、学校教育部長の大里元児氏は、2人の非常勤講師が未配置であると語りました。教育環境における安心と安全についても言及され、学校現場の安全対策や配慮が求められました。
さらに、学校給食の質やフッ化物洗口の導入についても議論が交わされました。特に、フッ化物洗口を導入することによる医療費削減の可能性には多くの支持が見受けられました。