令和2年4月8日に開催された第137回うるま市議会の臨時会では、重要な議題が取り上げられた。特に、新型コロナウイルス感染症に対する対策が強調された。
議会では、議長の幸地政和氏が開会の挨拶を行い、その後、議事日程が提示された。最初の議題は会議録の署名議員の指名であり、大屋政善議員と中村正人議員が選ばれた。
続いて、会期が本日の1日間に定められたことが報告され、特に異議はなかった。これを受けて、暫時休憩が入り、その後、再開されると、発議第5号が議題となった。この意見書は、コロナウイルス感染症の拡大防止と経済、市民生活への対策を強化することを求める内容であった。
提案者である佐久田悟議員は、感染の影響を受けている地域の現状について説明し、市民の不安を軽減する必要性を述べた。具体的には、早期の感染者発見を目指した医療体制の強化、感染防止策の周知、そして中小企業への支援策が必要と強調した。
この発言を受けて、議会では質疑や委員会への付託を省略し、ただちに採決に入ることに決定。議員全員が賛成し、意見書は原案のとおり可決された。宛先には内閣総理大臣や関連閣僚が含まれ、その対応が求められている。この結果は地域においても大きな注目を集めている。
今臨時会の審議が終わると、議長の幸地政和氏は会議を閉じ、議事の整理を今後議長に委任することが確認された。政治決定が市民生活に与える影響が高まる中で、引き続き地方自治体の役割が期待される。