令和2年9月第142回うるま市議会定例会が開会した。
市長の島袋俊夫氏は、令和元年度の決算に基づく各種認定や報告を行い、特に危惧される地方財政状況への配慮を強調した。
市長は、8月に決定した水道料金の低減に関する要請についても触れ、県や関係機関との連携が欠かせないと述べた。
一般会計歳入歳出決算において、島袋市長は前年度比の収入の微増を報告した。具体的には、収入済額が633億3,854万円で、前年比4.9％増となった。
また、一般会計補正予算についても言及、コロナウイルスの影響を考慮して、必要な経費の増額を示した。
特に、農業集落の施設整備事情に触れ、地域が直面する課題に市がどう対処するかが肝心であると強調した。
さらに、各部門で可能な範囲内での財政配分の再検討が求められる場面もあった。
財務部長の宮城為治氏は、決算の内容について詳しく解説。重要なポイントとしては、債務管理と収入の安定確保が挙げられた。
加えて、午前の議会での報告では、新型コロナウイルス感染症への対策や、台風による災害に対する準備及び対策がいかにして市民に影響を与えたかが検討され、地域の防災体制の強化が本文議題となった。
この議会運営では、議案が提出された後、各委員会での審議が行われる予定であり、次回の議会ではさらなる詳細な議論が求められる。
合計32件に及ぶ議案が提出されており、審議の内容が多岐にわたるため、各議員の意見をしっかりと反映させる必要がある。