令和2年3月2日、うるま市議会は議案第40号として城前小学校仮設校舎建設工事の請負契約を議題に挙げた。
市長の島袋俊夫氏がこの工事の必要性を説明した。工事は建築業者2社による共同企業体で実施され、契約金額は3億558万円に達する。
この仮設校舎は、軽量鉄骨造で、延べ床面積は3,163.5平方メートルを計画している。
また、議会は、今年度の一般会計補正予算を打ち出すなど、さまざまな議案を審議した。
議案の質疑では、仲本辰雄議員が一般会計補正予算の内容について質疑を行い、補助金の使途や歳入見込みについて詳しく尋ねた。この回答に際し、経済部の佐久川篤氏は、寄附金の利用が未確定な部分があると述べた。市民への還元につながる具体的な流れを示し、地元経済の活性化を図る方針を確認した
他に、教育関連の予算編成において、きむたかホールの機能強化についても言及された。教育部の赤嶺勝氏は、地域の文化振興と連携し、学校教育の質向上につながる施策であることを強調した。これにより、地域の子供たちに対する文化的取り組みの重要性が説明された。
さらに、待機児童対策に関する議論も行われた。児童福祉部門の金城妙子氏は、待機児童解消に向けた取り組みが急務であると述べ、すでに進められている具体的な支援施策について詳細に説明した。
これらの内容は、うるま市全体の予算編成や施策の背景を理解する上で重要な情報となった。今後も市民のニーズに応じた柔軟な対応が求められる。