令和元年12月10日に開催された第135回うるま市議会では、多くの重要な議題が審議された。
特に注目されるのは、与勝地下ダム土地改良区内での小字ウーサーガーに関する現状である。市民道路として利用頻度が増しているものの、現状の路幅が狭いことから、うるま市がこの道路の管理をすることは厳しいとされている。
次に、幼稚園における給食の提供に関する進捗状況も重要な焦点となった。今後、給食センターからの提供を行う方針が示されるも、施設管理や規模によって、人員配置や費用に影響が出る可能性がある。特に、令和4年度以降の専用調理場の建設の必要性が強調されている。市は、保護者のニーズと調理現場の体制を十分に捉え、給食の提供モデルを考える必要がある。
また、スポーツコンベンションの誘致戦略についても議論された。これにより、地域経済への効果および教育的な効果といった面からも期待が寄せられている。しかし、現場近くの施設、特に石川の運動場が使用できない状態が続き、これが影響するのではないかと懸念の声もあがった。地域住民からは、スポーツコンベンションの推進のために、周辺の施設を最大限活用してほしいとの要望が強い。
さらに、管理型最終処分場の設置についても言及された。これは沖縄県において許可が下りたが、周辺の住宅地への影響、および埋立物の処理状況に注目が集まっている。公害防止の措置が必要とされており、うるま市は今後、事業者との公害防止協定の締結に向けた取り組みを進めることが求められている。
最後に、勝連地区路線に関する意見も出され、関係地権者の事情も考慮しつつ、早期の舗装整備が必要とされている。市はこうした問題に積極的に対処する姿勢を示した。