令和4年9月8日、第162回うるま市議会が開催され、様々な重要事項が議論された。この会議では、地域住民と教育に関連する新たな取り組み、医療機関の整備、また観光産業の振興についてが特に注目されている。
一般質問では、20番の喜屋武力議員がコロナ対策について言及した。彼は、「学校や保育施設からの家庭への感染が増えている」とし、教育部における感染対策の強化を求めた。これに対して、学校教育部長の宇江城聖子氏は、「学校内感染は抑えられている」と述べ、マスク着用や手洗い、換気を徹底すると強調した。
次に、仲程孝議員が医療機関の移転減少について言及し、「地域の高齢者が困っている」と訴えた。市民生活部長の新里禎規氏は、医療機関閉院の原因を「高齢によるものが多い」とし、今後の方針を治療室の充実に向けることを示唆した。
コロナ禍による影響を受けながらも、うるま市では医療体制の強化が進められ、特に教職員や保育士へのPCR検査の優先を求められた。宇江城聖子氏は、「検査センターにおける検査枠の増加を報告」し、地域医療が一定の整備を見せていることを明かした。
また、喜屋武議員は成年後見制度について、現状70人以上の高齢者が利用しているとし、この制度のトラブル件数の少なさを報告した一方で、法改正を見据えた運用の必要性を訴えた。