令和6年4月12日、うるま市議会は第174回臨時会を開会し、議事が進行した。
本会議では、議席の変更や副議長の選挙など多くの重要議案が扱われ、特に中部東道路整備については議論が集中した。
まず、議席の一部変更についての提案があり、伊礼正議員や真栄城隆議員の議席が変更されることが承認された。続いて、会議録署名議員の指名が下門勝議員と天願久史議員に決定された。
会期の決定に関しては、議会運営委員会の協議の結果、今回の臨時会は1日のみとすることが決議された。
副議長の選挙では、藏根武議員が当選し、副議長として議会運営の支援に努めることを約束した。蔵根氏は、「市民の生活向上のため、議会運営がスムーズに進むよう努力する」と述べた。
次に、常任委員会委員の所属変更が了承され、真壁朝弘議員が建設委員会への所属変更を申請した。この申請は問題なく承認された。
さらに、議会運営委員会委員の選任に関しては、平良一雄議員らが委員に選ばれた。委員会の運営を円滑に進めるため、重要な役割を果たすことが期待されている。
「中部北環境施設組合議会議員の補欠選挙」および「うるま市選挙管理委員補充員の選挙」も行われ、真壁朝弘議員や島袋邦子氏などが当選する結果となった。
注目が集まったのは「中部東道路整備の早期実現を求める意見書」の提出であった。真栄城隆建設委員長が提案し、意見書は全会一致で可決された。意見書では、沖縄自動車道からの高規格道路が必要であり、早期の整備が強く求められるとの内容が盛り込まれている。
意見書の提出にあたり、真栄城委員長は、「中部東道路が整備されることは、交通だけでなく本市の発展に不可欠な要素です」と強調した。
最後に、議員派遣についても確認が行われ、建設委員会は5月に必要な要請行動を行うことが決まった。今臨時会は全ての議事を終了し、無事に閉会した。