令和3年12月21日、うるま市議会の第156回定例会の昼の会議が行われた。
本定例会では、重要な議案として「宮城・伊計辺地に係る総合整備計画の変更について」が取り上げられ、原案の可決が決定した。委員からは、
「道路施設の事業完了年度を延長する理由」についての質疑があり、当局は「事業債の枠が減少したこと」と回答した。これに対し、委員からも辺地度点数の変化やその影響について質疑が寄せられた。
続いて、「指定管理者の指定について(うるま市浜比嘉島地域交流拠点施設)」が審議され、出された質問に対し、当局は「指定団体は県外の企業であり、地域と連携できる」と説明。自主運営体制が整いますが、市からの管理料は不要となる。
また、比嘉正也建設委員長からの報告を基に、「うるま市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」についても議論され、十分な質疑を経た結果、原案が可決された。この予算案は、特に低所得世帯に対する軽減措置がポイントとされ、それが適用されることが確認された。
議会では、さらに「離島振興法の改正・延長を求める意見書」や「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律の改正を求める意見書」なども可決。これらの意見書は、全国の議会に対今後の法律改正を求めるものであり、より良い福祉制度を目指す姿勢を示している。
このように、会議は計画・条例の変更や予算について詳細に議論され、多数の議案が可決に至った。議員らは市民の生活向上を目指すため、意義ある決定を下したことが強調された。