令和5年3月8日に開催された第167回うるま市議会では、さまざまな議題が討議された。特に、田場公園の整備や具志川小学校の建て替えに関する質問が目立つ。
最初に、田場公園についての質問が行われた。玉城政哉議員は、「田場公園は地域にとって非常に重要な憩いの場で、多くの市民に利用されている」と述べた。その上で、遊歩道の整備や遊具の設置についての提案をした。これに対し、都市建設部参事の名嘉眞睦氏は、「遊步道の整備は費用がかかるため厳しい状況」と回答し、その後の進捗についても定期的に情報提供を行うことを約束した。
また、具志川小学校の建て替えについても質問が飛び交った。玉城議員は、「現在、建て替え工事が進んでおり、スポーツチームの練習場所が確保できない状況」と説明し、具志川総合グラウンドなどの利用料金免除についても要望した。社会教育部長の赤嶺勝氏は、利用料金の減免申請が可能であるとし、実際に対応する方針を示した。
さらに、田場小学校通学路の安全対策についても質問が寄せられた。特に、自動車の通行が多くなる場所におけるガードレールの設置要望がなされた。都市建設部長の浜田宗賢氏は、「交通量の多い区間であるが、現在の状況を踏まえて整備計画を検討する」との考えを示した。
最後に、うるま市内の事業者活用についても議論が行われた。国場正剛議員が、「市内の事業者を優先的に活用するための方策を整える必要がある」と発言し、企画部長の金城和明氏は、「市内業者の参画を促す考え方を導入する」と述べた。
本日の審議では、各分野における興味深い提案が数多く提出され、議員各位の熱意が伝わってきた。しかし、様々な問題が山積していることも確かであり、今後の取り組みの進展が期待される。