令和2年9月28日に開催された第142回うるま市議会では、様々な課題についての一般質問が行われた。出席議員や市長による意見交換を通じて、特に地域排水構造物や教育、福祉に関する重要な議題が取り上げられた。
一般質問では、地域排水構造物の補修状況に焦点が当てられた。伊波洋議員は、旭区の大雨による排水問題について再確認したいと述べた。都市建設部長の目取真康史氏は、ホルトの木通りの道路陥没に関する改善工事を昨年完了したことを説明した。また、トイレ改修の進捗状況についても報告があり、信頼の置ける進行を求める意見が相次いだ。
石川市民の森公園の管理に関しても議論が交わされた。伊波議員は、今後の整備方針について指摘し、民間事業者の参入意欲の重要性を強調した。これに対し、都市建設部の浜田宗賢参事は、商業施設やキャンプ場の設立を検討する意向を示した。さらに、石川多目的ドーム駐車場整備についても進捗が報告され、地域の活性化に寄与することが期待されている。
議題の中では、津堅島の焼却炉に関する質問も重要であった。焼却炉の現状については、稼働状況と今後の課題が確認された。議員は水道の引込みやトイレ・シャワーの設置についての要望を述べた。市民部長は、必要な工事や措置についての計画を説明し、今年度中に屋根設置工事を行うことを約束した。
一方で、高齢者に向けた特殊詐欺対策についても言及され、市民生活の安全性を高めるために様々な取り組みが求められた。市民部長は、消費生活センターを通じて高齢者への啓発活動を進めていることを報告した。