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うるま市議会、令和6年度予算を討議

令和6年2月のうるま市議会で一般会計補正予算など重要議案が討議。農業振興や健康保険税の課題が浮上。
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令和6年2月第173回うるま市議会(定例会)では、多岐にわたる議案について話し合いが行われた。

主な議題はうるま市一般会計補正予算(第8号)や令和6年度予算であり、市の財政状況について議論された。これに関連して伊盛サチ子議員が質疑を行い、農業振興費に関する補助金についての減額理由を直接確認した。市の責任者である佐次田秀樹農林水産部長は、補助金の減少は要望数の不足によるものと説明した。特に、頑張る農業を応援するプロジェクトの減額については、必要な機械導入や施設整備の計画よりも実際の応募が少なかったことが直接の原因であると述べた。

次に、令和6年度うるま市切り替え計画により、様々な事業の再評価が求められている。これに関連して農林水産部長は、「農業振興事業の要望増加に向けた情報提供や啓発の強化が必要」と強調した。加えて、耕作放棄地の再生事業も取り上げられた。これについて伊波洋議員は、再生事業に対する需要が高まっているこの時期に、障害を感じている農業者への支援を強化することの重要性を指摘した。

また、うるま市の国民健康保険税についての質疑も行われた。真栄城隆議員は、税率改定が急務である一方、住民への配慮が必要であることを指摘した。市民生活部の古謝哲也参事は、予算を通じて公平性を保つことの重要性を訴えた。特に、県内での生活費上昇を考慮し、負担感を軽減する具体的な施策を模索しているという。

さらに、今回の定例会では、消防団員の機能別配置や、公有財産の無償譲渡に関する議案も成案され、福祉や教育面での充実を図る方針が示された。うるま市の財政運営は依然として簡素化が求められる中、これらの施策がどのように市民生活に影響を与えるかが注視されている。

議会開催日
議会名令和6年2月第173回うるま市議会
議事録
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