令和元年12月に開かれた第135回うるま市議会の一般質問では、様々な重要なテーマが浮上した。
その中でも特に注目されたのが、保育事業と待機児童問題である。真栄城 隆議員は「保育事業について、幼児教育・保育無償化により待機児童数が増加するのでは懸念しており、最新の待機児童数を教えてほしい」と述べた。この質問に対し、こども部長の金城 妙子氏は「今年度10月時点の待機児童数は266人であり、解消に向け委員会を進めている。来年度は1歳児と2歳児の待機児童解消を目指している」と報告した。
さらに、保育士確保の現状についても議論が交わされた。真栄城議員は「職員の確保は困難で、新たな調理マニュアルの策定が必要だ」と指摘し、教育長とこども部長は継続的な取り組みを約束した。
また、キッズゾーン整備の必要性についても言及され、こども部長は「道路管理者や警察との連携を進め、安全な通学路づくりに努めていく」と述べたが、住民からはさらなる具体的な進展が期待されている。
更に、プラスチックごみ削減への取り組みや、公用車へのドライブレコーダー設置についても議題に上がり、各議員から様々な意見が提出された。仕組みに関する具体的な条項まで議論され、今後の進展が注目されるところである。
この議会では、市内のさらなる発展を目指すために市民との意見交換が重要であるとの認識が共通して示された。次回の開催が待ち望まれる。