令和4年6月の第160回うるま市議会では、重要な議案が議論された。
特に、うるま市議会議員及び市長の選挙運動における公費負担に関する改正条例が注目を集めた。議案は質疑が行われ、速やかに総務委員会へ付託された。
また、令和3年度一般会計予算の繰越計算書についても報告された。金城加奈栄議員（5番）は、災害復旧費に関する質疑を行い、具体的な事業名や遅延の理由について点検した。農林水産部長の佐次田秀樹氏は、農道の復旧工事が予想以上に困難で、交渉に多くの時間を要した理由を明かした。
さらに、令和4年度一般会計補正予算についても議論され、仲本辰雄議員（1番）は補正の詳細について質問した。特に、農水産業振興戦略拠点施設の管理運営に関する負担金の設定理由に注目し、経済産業部長の松岡秀光氏が、基金の積立に関する計画の詳細を説明した。
また、農業振興事業において、新規畑人資金支援事業及び経営発展支援事業の補助金に関する質疑も行われた。農林水産部長は、支援制度の内容を具体的に説明、特に新規就農者向けの補助金が年間最大450万円に達することが強調された。
他にも、盛岡市との友好都市提携に伴う記念事業についても言及され、増額補正の理由や市民参加に関する詳細が説明された。市民参加は30名を想定し、そのための予算計上を行うとした。
議事の最後には、計画の進行状況が報告され、次回の会議の日程が告知された。今後の議会活動にも注目が集まる。