令和2年3月11日に行われた第136回うるま市議会では、多くの重要な議案が議論された。
最初に行われた会議録署名議員の指名では、平良榮順議員と伊波良明議員が選ばれた。続いて、議案第1号として令和元年度うるま市一般会計補正予算(第4号)が提案され、全体で可決する方向で進めることが確認された。
那覇市が実施予定のスマホ収納決済に関しても言及された。市民部長の宮城為治氏は、この新しいシステムの導入が期待できると強調した。また、今後の課題として、税金収納率の向上や該当業務に対する調整が挙げられた。彼は、「我々は早期導入に向けて調整を進めていきたい」と述べた。市長の島袋俊夫氏は、住民の利便性向上を期待した。
また、悪臭問題は議員から提起され、屋慶名川の浄化対策に向けた取組みが進められていることも議論された。市民からの要望に基づき、具体的な対策が求められており、関係機関への連携を通じて効果的な結果をぜひ得たいとの意向が示された。
そして、指定管理者制度についても討論され、今後の改善点として評価の仕組みが必要である旨が述べられた。市は年間評価を含む新しいガイドラインの作成を進め、より一層の充実を図る方針である。
加えて、地元農業の支援策も述べられ、特定外来種ツルヒヨドリの除去方法や、農家からの要望に対する支援策が今後強化される予定だ。農業振興部門は地域資源を最大限に活用し、持続可能な農業生産を目指していく意向を示した。
市内の食品ロス問題にも焦点が当てられ、無駄をなくし、持続可能な環境を維持するための施策についても議論された。市は今後、具体的取り組みとして各種教育活動や啓発キャンペーンを実施していく。
最後に、若者の支援プログラムの進行状況が報告された。特定の若者に焦点を当てた支援が求められており、成功事例をもとに適切な拡充策が注目されている。全体的に市議会での様々な議論はより良い地域社会を目指した改良策が鋭意進められ、今後期待される内容となった。