令和4年12月1日、うるま市議会の第165回定例会が開かれました。
市議会では、会期が12月1日から12月21日までの21日間と決定された。この決定は、議会運営委員長の報告をもとに議員全体の同意を得たものです。この会期中には市長からの各種報告及び審議が行われ、重要な議題として専決処分報告が多数を占めました。
まず、市長の中村正人氏は、11月に「うるま市福祉まつり」が開催され、関係者への感謝を述べた。また、友好都市盛岡市との交流を強調し、今後の連携を図る意志を示しました。
一つの大きな議題として、うるま市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の提案があり、市長がスポーツに関する事務を一元的に管理し推進する意義を強調しました。「市民のスポーツ環境の整備と地域活性化を図る」と発言したのは、社会教育部長の赤嶺勝氏であり、地域活動の重要性を訴えました。
次に、令和4年度の補正予算についても討議されました。一般会計の補正は、25億8,524万6,000円の追加を伴うもので、合計772億6,281万5,000円となる予定です。特に民生費、商工費、教育費などの増額が確認されました。
水道事業や下水道事業の補正も行われ、43億845万2,000円の全体収入を見込んでいます。この中には給水設備修繕費用や業務委託費用の増額が含まれています。水道部長の座間味修氏は「災害時の応急給水資材に重きを置く」とコメントし、地域の水道インフラの充実を目指す方針が示されています。
また、うるま市介護保険特別会計の補正予算も提案され、合計118億3,880万2,000円に増額される予定です。この中の一つとして「保険給付費」の増額が強調され、福祉施策の重要性が再確認されました。
加えて、土地の取得に関する議案も上がり、勝連城跡周辺の整備用地として、6,569.18平方メートルの土地が提案されました。部長の浜田宗賢氏は「地域の観光・文化拠点を築くための重要なステップ」と発言し、議会の了承を求めました。
このように、議会は多くの重要な課題に対処していることが分かりました。膨大な議案と提言が浮上する中、市民生活に密接に関わる施策の実施が期待されています。