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うるま市議会、下水道老朽化と待機児童問題を議論

うるま市議会で真栄城隆議員が下水道の老朽化と待機児童問題を報告。市は補修計画や保育手当導入を検討。
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令和3年3月15日のうるま市議会では、真栄城隆議員が複数の重要な議題について質問を行った。

まず、石川地区の下水道老朽化について言及した。真栄城議員は、道路陥没が頻発している状況に懸念を示し、下水道の経年劣化を根本的な原因と指摘した。水道部長の儀保一盛氏は、調査結果を報告し、本管及び汚水ます周辺での陥没事例が確認されたことを説明。その後、補修計画を策定し、年次的な整備に取り組む意向を表明した。

次に、待機児童対策の関連で、こども部長の金城妙子氏は、令和2年度の待機児童数が大幅に増加したことを報告。特にゼロ歳からの待機児童が問題となり、プラチナ保育手当の導入を提案し、さらなる施策を考慮する姿勢を示した。

続いて、具志川中学校のテニスコート防球ネットについての議論に移った。生徒たちの安全を考慮し、指導部長の盛小根完氏は学校が責任を持って対処する考えを示した。

また、新型コロナウイルスに関連するワクチン接種についても重要な発言があった。こども部長は接種の体制を説明し、高齢者などの接種について元気な医療機関の利用を促す意向を伝えた。

定額給付金についても話が及び、過去の支給に関する再確認が行われた。特に、「申請書が届かぬまま亡くなった単身世帯」についての問題提起がなされ、総務部長からの丁寧な回答があった。

その他にも、県営石川第2団地前の横断歩道設置要望、伊波メンサー織後継者育成、総務省のアドバイザー派遣計画、さらには新型コロナウイルスに対する市の支援策についても議論が行われた。この中で真栄城議員は、様々な施策並びに地域ニーズを地域住民に伝え、的確で迅速な対応を行政に求めた。

全体を通じて、議員たちは市民の安全確保、地域の活性化、保育・子育て支援など、幅広いテーマを取り扱い、議論を深めることができた。この議会では新たな施策への期待感が高まり、今後の実施に向けた意見が多く表明された。

議会開催日
議会名令和3年2月第147回うるま市議会
議事録
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