令和元年9月25日のうるま市議会では、台風17号による被害状況や学校給食の公会計化、児童虐待の防止体制について議論された。教育長の嘉手苅弘美氏は、台風による人的被害が報告されており、避難所には合計3人が避難していると述べた。また、教育資源として指定文化財の保存と活用の重要性も強調された。特に、うるま市内には国指定の文化財が4件、県指定文化財が7件、市指定文化財が42件存在し、社会教育においてもこれらの文化財の保護と活用が求められる。
さらに、仲本辰雄議員は学校給食費の公会計化について質問を行い、文部科学省からの通知を踏まえた具体的な対策の必要性を訴えた。教育部長の盛小根完氏は、学校給食費徴収方法を公会計化する方向で検討していると述べ、今後の透明性向上に期待を寄せた。
続いて、仲本議員は児童虐待防止の体制強化についても言及した。こども部の金城妙子部長は、児童虐待への対応が必要であるとし、増加する相談件数を受けて体制の見直しが求められていることを説明した。
最後に、国民健康保険の予測積立金についても話題に上り,市民部の平良一雄部長は今後の医療費増加を考慮し、周年天導一層健康保険財政の健全化を図る必要があると説明した。市は、将来的な医療費の変化を見越しつつ、国民健康保険税の状況を慎重に見守る姿勢を示しており、借金や保険料の影響を最小限に抑える努力を続ける意向を確認した。