令和元年12月、うるま市議会は第135回定例会を開会した。
この定例会では、専決処分の報告として、消防ポンプ自動車と救急自動車の契約変更について議論され、これらの報告は議長の許可により行われた。
水槽付消防ポンプ自動車の変更に関して、消防長の諸見里 朝弘氏が報告を行った。消費税法改正に伴う契約金額の増額で、107万円となる。次に、救急自動車の契約変更についても同様の理由により43万円の増額が求められた。
補正予算関連の議案も多く提出された。うるま市一般会計補正予算は、歳入歳出を19億3,975万8,000円増加させ、総額672億9,990万6,000円にする提案がなされた。これに対し、企画部長仲本 昭信氏は具体的な歳入の変動を詳述した。
令和元年度国民健康保険特別会計と介護保険特別会計の補正予算もこの会議の重要議題である。市民の健康と福祉に直結するこれらの予算は、それぞれ623万8,000円及び1億4,971万7,000円が追加され、最終的には153億636万2,000円、105億7,252万5,000円となる計画が発表された。
また、都市建設部が提案する条例改正は、流域貯留施設の設置及び下水道施設の整備を図ることが目的である。特に、下水道事業に地方公営企業法を適用することが築も広く意見を集めた。
予算の正当性に関する議論も行われ、市民部長の平良 一雄氏は市民の意見を踏まえた適切な使い道を提案。市民から寄せられた請願についても慎重に審議された。
これら議案は市民の福祉や地域振興を狙い、うるま市の活性化に寄与することを目指している。議長幸地 政和氏は、会期の決定を確認し、特に重要な補正予算に対する市民の理解と支援を求めた。議会は、順次審議を進め、次回の定例会に向けた準備も並行して進めている。