コモンズ

うるま市議会、教育や福祉防災などの重要課題を議論

令和3年2月の第147回うるま市議会で、教育や福祉、防災に関する重要な課題が議論された。具志川中学校のテニスコート問題や赤道小学校の運動場整備など、地域の声を反映した対応が求められている。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年2月第147回うるま市議会の一般質問では、多くの重要な問題が取り上げられた。

最初に、具志川中学校のテニスコート防球ネットについて、仲程孝議員は交通事故の懸念から防球ネットの延伸を求めた。教育部長の赤嶺勝氏は、専門業者の意見を踏まえ、高さを高くするのが難しいとの見解を述べ、現在の練習場が規格を満たしていないことを強調した。また、練習方法の工夫を教育委員会がお願いしている旨も説明した。これに対し、仲程議員は学校現場との連携が重要であると述べ、連絡体制の徹底を求めた。

次に、赤道区自治会からの地盤確認調査の要請について、都市建設部長の目取真康史氏が現状を説明した。赤道区からの生活環境に対する要望が高まる中、地域の住民にとって重要な問題であることを認識し、懸念される土地の状況を調査した結果を報告した。今後、関係者と連携を図りながら、必要な対策を講じていく姿勢を示した。

続けて、赤道小学校の運動場整備についての質問もなされた。仲程議員は、整備計画の年次スケジュールを確認し、複合施設としての機能や地域住民との結びつきの重要性を強調した。教育部長の赤嶺勝氏は、年次計画に基づく工事の進捗を含め、必要な支援を行う方針を発表した。

また、災害避難所の現状について、松田久男議員は非常電源やトイレの水の問題を指摘した。企画部長の金城和明氏は、避難所の維持管理の重要性を認識し、今後の改善策が必要であることを確認した。

最後に、地域Wi-Fi環境整備事業の質疑があり、津堅島や平敷屋地区の観光施設との連携が求められた。経済部長の佐久川篤氏は、市内の通信環境を整備することで観光資源を生かす計画を述べた。特に、津堅島ビーチ等の観光地との新たな連携事業にも触れ、今後の整備を進める意思を示した。

以上の質疑応答を通じて、議員たちは市民生活の安全と地域活性化に向けて多くの課題解決に取り組んでいく必要性を改めて確認した。特に、教育や社会福祉、防災対策に関しては、市民の声を反映させた柔軟な姿勢で進めていくべきと強調された。

議会開催日
議会名令和3年2月第147回うるま市議会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録の主要テーマを的確に捉えており、大きく逸脱した内容にはなっていません。
説明文の評価descriptionは会議の内容を基本的に正確に要約しており、重要点がしっかりと含まれています。
本文の評価main_contentsは会議録の内容を適切に反映しており、議論されたテーマと課題が明確に示されています。

沖縄県うるま市の最新記事

市郡地区の最新記事

南城市名護市宜野湾市宮古島市沖縄市浦添市石垣市糸満市豊見城市那覇市 の最新記事です。