令和6年6月6日、南城市議会は臨時会を開催した。会期は1日間と定められ、日程には懲罰の動議が含まれている。
本会議では、仲間光枝議員への懲罰動議が提出された。これは、特別委員会の秘密会の内容を漏えいしたことに起因するものである。提出者の新里嘉議員は、仲間議員の発言について「重大な懲罰事犯に当たる」と述べた。
仲間光枝議員は、特別委員会における発言が漏えいしたことに対し、弁明の機会を求めた。彼は、記者に対して情報を漏らす意図はなかったと強調した。特別委員会の内容が報道されたことを受け、仲間議員は委員会での信用を損なう行為を反省すると述べた。
続いて、銘苅哲次議員に対する懲罰動議も提案された。銘苅議員は、特別委員会での発言が意図的ではなかったと弁明した。官民を問わず真相解明を求める市民の声を受け、議員は公正な判断を求める必要性を訴えた。
両議員の懲罰動議は、議会内で様々な意見が交わされ、最終的には仲間光枝議員には陳謝の懲罰が科されることとなり、銘苅哲次議員には戒告が決定された。これに対し、一部の市民や議員からは、懲罰の重さの不均衡について疑問の声が上がる結果となった。
懲罰特別委員会の報告では、仲間議員の漏えいについてのより重大な判断が下された。仲間議員は次回からは発言内容に十分配慮することが求められている。今後の議会では、同様の問題が再発しないよう厳格なルールの確立が急務とされている。