令和4年11月24日、南城市議会の臨時会が開会された。
この臨時会において、8件の議案が提出され、全会一致で可決される運びとなった。
議長の中村直哉氏は開会にあたり、参加した議員へ感謝の意を表明した。市長の古謝景春氏は挨拶で、3年ぶりに様々な地域行事が開催されたことに言及し、市民の理解と協力に感謝を述べた。
議案の中で特に目を引いたのは、議案第46号及び第47号である。これらの議案は、それぞれ南城市議会の議員の報酬と特別職員の期末手当の支給率を0.1%引き上げる内容となっている。市長は「これは他市の状況を考慮した改正であり、公平性を保つためにも必要である」と強調した。
また、議案第48号では南城市の職員給与についても同様に、給料表の改定および勤勉手当の支給率の引き上げが提案され、議員間でも特に異論は見られなかった。議員からは「県の人事委員会勧告に基づく合理的な判断だ」という意見が挙げられた。
さらに、予算に関する議案も審議された。副市長の當眞隆夫氏は、一般会計補正予算第4号について詳細を説明。歳入歳出それぞれ4億9025万円の追加が決議され、経済の影響を受ける市民への支援強化が求められる旨を述べた。特に、コロナウイルスの影響を受ける子育て世帯への支援策が高く評価されているようである。
また、人件費に関する議案も扱われ、各委員会からの報告では人事異動に伴う減額が説明された。これは職員の役職に基づくもので、それにより追加負担は minimizedされることが示された。議員からは「合理的な人事評価のもとでの措置であり、市民生活への影響は最小限に抑えられている」との評価も聞かれた。
最終的に、提出された全ての議案は、一括して討論され無事可決。議会は円滑な運営と市民への透明性の向上を目指す姿勢を強調し、本日の会期を終了した。後日、各議案に対する文書化された結果も公表される予定である。