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南城市議会、コロナ対策と災害対策を重点に議論

南城市議会が定例会で新型コロナ感染症対策や自然災害対策を中心に議論を交わした。
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令和3年12月10日、南城市議会は定例会を開催し、様々な議題について活発な議論が行われた。

最も注目されたのは新型コロナウイルス感染症対策であり、運天貴也議員は地方創生臨時交付金について質問した。

運天議員には、令和2年度の予算総額が79億307万6000円で、執行額が76億6017万4461円、執行率は95.8%と明示された。

また、令和3年度の予算総額3億2151万9000円に対して執行率が37.86%にとどまっている現状についても懸念が示された。

企画部長の宮城光也氏は、前年度よりも全額執行を見込むと述べ、コロナの影響が依然厳しい中で、各種事業の継続を図っていることを強調した。

次に、自然災害対策について運天議員は軽石問題に触れた。

8月から発生した小笠原諸島の火山噴火による軽石が南城市に漂着しており、その影響で漁業及び観光業に困難が生じていると指摘した。

農林水産部長の玉那覇勲氏は、この問題に対応するため、国や県との連携を強化すると語った。

また、後期高齢者医療制度についても質疑があり、運天議員は市の高齢化率が25.4%である現状を踏まえ、健康診査の実施状況について質問。

市民部長の森田ゆかり氏は、昨年度の受診率が6.5%だったことに懸念を示し、健康事業の拡充を図る必要があることを述べた。

議会開催日
議会名令和3年12月 南城市議会(定例会 第8回)
議事録
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