令和5年6月22日、南城市議会は定例会を開き、さまざまな議案が審議された。
特に注目されるのは、議案第34号「南城市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」である。この議案について、古謝景春市長は「基準の差し替え」の必要を説明し、具体的な改正内容として教育・保育給付認定子どもに特別利用保育を受ける者を「含む」ことや、削除する条文の見直しを示唆した。
議案改正に対する議論は活発で、質疑は行われなかったが、市長の説明に対し、異議なしとの意見が示された。議案は所管の常任委員会に付託されることに決定した。
さらに、議案第33号「南城市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例」や、その他の関連議案についても一括で質疑が行われたが、こちらも質疑通告はなかったため、議会としては速やかに手続きが進められた。
本会議では、今月の休会日を6月26日から29日までとすることについても異議がなく決定し、次回の会議は6月30日と定めた。会議は午前10時20分に開かれ、10時26分には散会した。議長や署名議員の確認のもと、議事録の署名が行われ、円滑な運営が行われた。