令和3年6月17日、南城市議会において第5回定例会が開催された。
この会議では、主に一般質問が取り上げられ、市民生活に関わる多数の重要な話題が議論された。特に、認定こども園移行計画と新型コロナウイルス対策についての内容が目立った。
安谷屋正議員は、認定こども園に関する市民説明会の開催が必要だと主張し、市民の理解を得るためのスケジュールの見直しを強く求めた。市長の瑞慶覧長敏氏は、市民説明会を早期に開催する必要性について同意しつつも、新型コロナウイルスの感染拡大という状況を理由に慎重な姿勢を貫いている。
新型コロナウイルス対策に関しては、4回にわたる市長への要請に基づく具体的な施策や支援金の提供についても議論された。特に、今後のワクチン接種体制の整備と必要な支援について市民の意見が集約されることが期待されている。市民部参事の森田ゆかり氏は、要保護世帯への生理用品の無償配布に関する取り組みも言及し、生活困窮世帯への支援の重要性を強調した。
さらに、防災や住環境の維持と向上についても言及があり、特に地権者や住民の協力が不可欠であることが強調された。市民からの意見や要望が寄せられる一方、政策実行に向けての迅速な対応が求められる。