令和3年第5回南城市議会は、6月18日に開かれた。
会議の議題には、教育長の任命や今年度の補正予算について、多くの議員から質疑が行われた。
特に、令和3年度南城市一般会計補正予算(第3号)については、議案第20号が重要なテーマとなった。
中村直哉議員は、ユインチホテルでの水泳授業に関する実証事業に言及し、年次計画やコロナ対策の影響について質問した。
教育部長の與那嶺幹氏は、授業計画の決定時期や学校との調整を説明し、特に学校との協力によって実現したことを強調した。
また、新型コロナに関する質問もあり、国からの交付金や実施計画について、詳細に説明された。
企画部長の宮城光也氏によると、令和3年度の交付限度額は約2億8,486万7,000円で、その中から提案された事業が1億9,656万3,000円となっている。
運天貴也議員は、コロナ対策事業者支援金の実績や告知方法についても質問した。
企画部長は、昨年度の実績を振り返りつつ、支援金の段階的設定理由を説明した。
市長の瑞慶覧長敏氏は、現場視察から得た知見を基に、支援策の反映を目指すと述べた。
その他、昼休みを挟んで、さらなる補正予算や新たな事業提案についても質疑が続けられた。
市議会は、6月21日から25日までの間、休会することが決まり、次回は28日に予定されている。
今回の会議を通じて、コロナによる影響を受ける市民への支援策が焦点となり、議員間で意見交換が活発に行われた。