令和4年12月8日、南城市議会が開催され、様々な重要な議題についての討議が行われた。
議題の中で、知念地区の国道331号周辺における生活環境の整備についての論議が特に注目された。安座真・知名地区では街灯が不足しているため、夜間の危険が増しているとの指摘がある。
大城 喜弘議員は、安座真港の周辺に街灯の設置及びスピード抑制看板の設置を求めるとともに、船置場のごみの仮置き先を住宅から離れた場所に移すことを提案した。これに対し、市の担当者は、街灯の設置については基準に該当しないが、地域の安全の観点から考慮していく方針を示した。
また、ギンネムの浸食が進行している久高島の天然記念物植物群落に対しても、地域住民の努力を支援する必要性が指摘され、ボランティア活動などを通じた取り組みの重要性が強調された。
市執行部は、「地域の声を聴き、効果的な施策を推進する」とし、議員の提案を前向きに捉えていく姿勢を示した。