令和5年9月11日、南城市議会が定例会を開催した。
本会議では、国民健康保険税条例の改正や姉妹都市盟約の締結等、多岐にわたる議案が一括で審議されることとなった。特に、議案第51号として提出された令和5年度南城市一般会計補正予算が中心テーマに浮上した。
島袋裕介議員が質疑を行い、令和3年度からの指定管理業務について、成果と評価の問いを投げかけた。教育部長の宮城光也氏は、維持管理面での改善を報告し、自主事業による利用者の増加も示した。さらに、直営と指定管理の事業費の違いについても具体的な数値を元に説明した。
議案第45号については、南城市国民健康保険税条例の改正が議論され、教育部長がその内容に言及。“特に、歴史文化発信事業にかかる公有財産購入費の増額について説明があった。今後は収蔵庫を設置し、歴史文化の発信に貢献する計画が進行中である。
質疑の中には、指定管理を導入する際の運用ルールや、市内事業者の巻き込みについての懸念も含まれていた。教育長の具志堅兼栄氏は、指定管理の範囲について詳しく説明し、委託業務の可能性を示唆した。さらに、費用対効果について、安価な指定管理者を求めるのではなく、市民サービスの向上が重要であると強調した。
今回の会議では、これらの議案が所管の常任委員会に付託され、今後の検討が行われることとなる。また、次回は9月22日に開催され、尚巴志ハーフマラソンに関連した服装での出席が求められている。議長の中村直哉氏からは、休会期間についての提案がなされ、議員間の合意により決定された。