令和6年6月13日、南城市議会は第4回定例会を開会した。
まず、会期が16日間、すなわち6月28日までと決定された。本会議では、
市長が進行役を務め、議題に対する各種報告が行われた。
市長の古謝景春氏は、前日発令された大雨警報に関する報告から始め、高齢者などを対象にした避難の呼びかけを強調した。また、降雨による冠水の状況とその影響に対する情報提供も行われた。
続いて、議会に上程された議案について、市長が説明を続けた。今回の議案には「人権擁護委員の候補者の推薦」が含まれ、推薦候補者の仲村るみ子氏について意見を求めた。これには議会の賛同を得て進められる見通しが立った。
さらに、子ども・子育て会議条例の改正案についても言及され、改正の必要性が強調された。これは現在のこども施策に密接に関連するため、議会の了承が求められた。
また、南城市では下水道条例の改正も予定されており、これは最近の法改正を踏まえたものであることから、具体的な説明が求められた。市は、これらの議案が南城市の発展に寄与することを強調した。
一方、久高辺地の総合整備計画変更案も提出され、特産品施設などの改善が議論された。
また、土地取得の議案もあったが、これは都市発展を視野に入れたものであり、さまざまな議論を経て議決される見込みである。
この日の議会では、特にハラスメントに関する特別委員会の中間報告が注目された。委員長の安谷屋正議員は、職員や関係者への感謝を表し、今後の方針を説明した。特別委員会ではハラスメント防止条例の早期制定を目指している。
この報告は、議事の中断が続いている現状を考慮し、結論に至るまでどのように市としての対応を図っていくかが求められる。また、市役所内の環境改善に向けた取り組みも重要視されている。
今後の会議では、さらなる議論が期待されており、議員各位は慎重なる審議を行うことに寄与することを求められている。次回の本会議は、6月18日に予定されており、一般質問が行われる。