令和5年3月24日の南城市議会定例会では、さまざまな議案が審議され、多くの重要な決定が下された。特に、南城市第2次総合計画(後期基本計画)の策定については、議会での質疑も多く、委員長報告では「特に問題はない」との意見が表明された。計画は今後5年間の施策を含み、地域のDXや教育、防災面の重要性が強調されている。この計画案は全会一致で可決され、議員らはその意義を認識した。
さらに、南城市個人情報保護条例の全面改正が提案され、部長から詳細な説明が行われた。改正後でも、市民への影響はないとされ、議員たちからは特に異議は挙がらなかった。議案は全会一致で可決され、個人情報保護のさらなる強化が期待されている。
南城市情報公開条例に関しても一部の改正が求められた。行政不服審査機関の設置や手数料徴収の規定が含まれており、議員からは「市民参加が大切」との意見が述べられた。この議案も全会一致で可決され、市民に透明性のある行政が求められていることが示された。
また、職員の定年を65歳に引き上げる条例改正に関し、議員からは人材の確保が難しい現状への懸念が表明されたが、人事に影響が出ないとの説明を受け、議会では特に異議はなかった。最終的に全ての議案は可決され、南城市の今後に向けた方針が明確に示された。