令和6年第215回名護市定例会が6月13日に開催され、重要議題が取り上げられた。
議会では、食鳥処理施設事業の報告が行われ、事業の進捗状況が示された。名護市長、渡具知武豊氏からは、昨年度の事業が無事に進行したことが報告された。
また、委員会の委員選任に関しても議論が交わされ、名護市議会委員会条例に基づいて嘉数剛議員、嘉陽宗一郎議員が指名された。これに対し、議会から異議はなく、選任が決定された。
名護市都市公園の設置及び管理に関する条例の一部改正も承認された。この改正では、公園管理における費用の見直しが含まれており、仲田宏都市計画課長による詳細な説明があった。月額の管理委託費は1万円とし、8月1日を施行開始日と設定した。
観光情報センターの設置及び管理に関する条例の改正も採決を経て承認された。この議案には、観光促進を図るための新規事業としての浮桟橋使用料の設定が盛り込まれており、今後の利用状況により精査される予定である。
沖縄県後期高齢者医療広域連合の規約変更についても審議された。この変更により、手続きが変わる可能性があり、市民サービスに影響があるか注意が必要とされている。
最後に、令和6年度名護市一般会計補正予算(第2号)に関する質疑が行われ、県との連携による災害復旧や、観光事業支援についても検討がなされた。特に観光業への支援については、新型コロナウイルスの影響から回復を目指す必要が強調された。本日の議会は様々な議題についての透明性と効率的な実施が求められる中、無事に終了した。