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名護市議会で男女共同参画や宿泊税導入の議論が活発化

令和5年第211回名護市議会定例会において、男女共同参画や宿泊税導入について活発な議論が行われました。
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令和5年第211回名護市議会定例会が開催され、様々な問題についての一般質問が行われた。

仲尾ちあき議員は「男女共同参画について」取り上げ、名護市では2012年に 「男女共同参画推進条例」を施行したが、具体的な取組状況を尋ねた。吉田正志地域経済部参事は、男女にかかわる意識の向上や、講座を開催し広報活動を行っていると答弁し、今後も第3次計画の策定を目指すと述べた。

次に「生活支援について」も言及され、特に「沖縄県マザーズスクエアゆいはぁと」の事業について深く問いかける。高里盛克こども家庭部長は、母子家庭に対する支援策が今後増えていくよう調査研究を行う必要性を確認した。さらに、ヤングケアラー問題にも触れ、教育や支援が求められる。予想以上の反響があり、早期対応と多様な支援策を紹介した。

公園整備については、「大瀬原公園周辺の公園整備が必要との地域からの声」を踏まえ、計画的に整備を進めると市からの返答があった。また市民からの声を受け、通学路の安全確保として街灯設置の強い要望が上がり、急ぎ対応する考えが示された。実際に名護市内での交通安全問題を受けて、議会でも繰り返し取り上げられてきた。

さらに、宿泊税についても議論が交わされた。地域を活性化するためのさらなる資金確保が必要との意見が強く、宿泊税の導入検討を行う意義が強調された。繁忙期に向けて地域観光業の活性化が不可欠である。

今年度における河川整備についても報告があり、その整備計画が進行中であることを示す報告が行われた。特に、我部祖河川の整備に関しては逐次進展があり、今後も市民の安全を第一に考えて事業が進められていくとのことである。

以上の質問に対する答弁を通じ、参加者から多くの意見が出され、名護市の今後の発展に向けた方策が活発に議論される有意義な会議となった。

議会開催日
議会名令和5年第211回名護市定例会
議事録
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