この度、名護市で開催された令和4年第209回名護市定例会では、公園設備や交通安全に関する重要な課題が提起され、様々な意見が交わされた。
比嘉宏正議員(礎之会)は屋部区の公園設備について質問を行い、遊具の金具に腐食が見られ、危険な状態であると強調した。また、遊具の滑り台が破損しており、安全対策が急がれるとの意見も述べている。市の担当者は、遊具の更新計画が進行中であることを説明し、国の補助を活用したリニューアルを予定していることを明らかにした。
さらに、用水路への転落防止柵設置の要望にも応じ、市は複数の箇所で必要性を認識していると述べた。特に多くの児童が利用する公園での安全性確保は急務であり、市は設置について前向きに検討していることを示した。
また、横断歩道の設置に関しては、住民の安全を守るための措置を講じたいとの意向が示され、地域の状況を踏まえた適切な対策を行う姿勢が強調された。
加えて、台風等による災害対策として、過去の台風による影響を受けた地域への改善策が求められ、今後も市民参加型での意見交換を重視していくとの見解が示された。特に、台風時に冠水が発生しやすい箇所への早急な対応が必要とされ、住民からの信頼を得るための具体的な対策も求められている。