令和2年第199回名護市議会定例会では、新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援策が主な議題となった。
議の中で、平光男議員は花卉農家を中心に、新型コロナウイルス感染症による経済的影響について具体的な支援を求めた。
玉城勝農林水産部長は、農薬や堆肥などの助成について、特に農薬の助成率を増額する計画と説明した。堆肥については、支援策として10%増、通常50%の補助率を説明した。市の独自支援策に関しては、持続化給付金の活用を勧める旨を伝えた。
また、平光男議員は、イノシシの被害状況を指摘し、名護市独自の駆除対策の必要性を訴えた。具体的には、羽地地域でのイノシシ出現や駆除策について議論を展開した。他の議員も同様の懸念を示し、地域内の安全対策の強化を提案した。
さらに、交通の安全性に関する議論もあった。羽地域の横断歩道の状況に関して、事故を防ぐための見える化の必要性が強調された。祖慶実季総務部長は、名護警察署と連携し、速やかな実施に向けて努力する意向を示した。
全体を通じて、議員らは名護市の市民生活を守るため、強力な支援体制の構築を求める意見を出していた。特に新型コロナウイルス感染症対策は早急に実施する必要があると訴え、その基盤を整えるよう求める声が大きくなっている。