令和3年3月8日に名護市定例会が開催された。この会議では、普天間飛行場の代替施設に関する陸上自衛隊水陸機動団配備問題で特別委員会が設置されたことが報告された。委員長には比嘉勝彦議員が、副委員長には長山正邦議員が選出された。今後の特別委員会の運営において、しっかりとした取り組みを求める声が上がった。
次に、現地踏査の日程について金城清和工事契約検査課長が説明を行った。現地踏査は午前10時10分に市役所を出発し、数件の事業を視察する予定である。午前中は中山第四市営住宅の新築、廃棄物処理施設の整備、市道屋部8号線の橋梁整備について調査を行う計画だ。その後、午後も豊原区民広場や辺野古漁港など、多数のプロジェクトを確認する予定である。
金城課長は、現地踏査の各事業についての説明は1件当たり10分から15分を予定していると述べ、資料も事業担当課ごとに整理されていると説明した。また、資料の不手際があったことを謝罪し、次回は徹底してチェックを行うと強調した。議長は、参加者に現地で説明を受けるよう呼びかけた。
議会は議事を進める中で、北部基幹病院の建設推進に関わる委員会の設置も報告された。このように、名護市の議会では今後の地域発展に向けた重要な決定がなされている。会議は午後4時37分に散会した。