名護市議会では、令和4年度予算やさまざまな条例の制定、改正に関する議案が審議された。
特に注目すべきは、令和4年度名護市一般会計予算の提案である。市長提出の予算は、市民生活の向上や地域経済の活性化を目指しているとされる。
さらに、「名護市議会議員及び名護市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について」が提案され、議論を呼んだ。市の選挙運動における透明性向上を図るもので、「選挙の公正性を担保したい」と市長が強調した。
次に職員の服務に関する規定の改正も重要なポイントとなった。市長は「職員の責任を明確にし、服務規程を厳格にする必要がある」と述べている。
名護市では新たに廃棄物処理施設を設置する計画が進んでおり、「名護市新設廃棄物処理施設建設工事請負契約について」も審議された。市民にとって重要なインフラ整備であり、「環境対策に必須の施策」を市長は強調した。
また、一般質問の中では、様々な地域住民からの陳情も寄せられた。これには音や光に関する問題や新型コロナウイルスワクチン接種に関する懸念が含まれた。市議は「市民の声を真摯に受け止める」と返答している。
最後に、ロシアによるウクライナ侵略に伴い、意見書案や決議案も提出された。これは地方議会としての立場を示すもので、「戦争のない平和な世界を願う」との声が上がった。