第302回名護市議会臨時会が開催され、いくつかの重要議案が審議された。
議題に上がったのは、名護市観光情報センターの設置及び管理に関する条例の制定、名護市職員の給与に関する条例の一部改正、並びに令和4年度名護市一般会計補正予算などであった。
まず議案第35号では、「名護市観光情報センターの設置及び管理に関する条例の制定」が提案された。これに対し、議員から修正動議が提出され、詳細な議論が行われた。議員からは「市民と観光客が情報を得やすくするための施策を早急に進めるべきだ」との意見があった。議会側は、この条例の重要性を認めつつも、具体的な施策についての検討が必要とされている。
次に、名護市職員の給与に関する条例の一部改正についても報告があり、こちらも議論の的になった。名護市長は「職員のモチベーションを向上させるために必要な改正である」とこの改正の意義を強調した。
さらに、令和4年度名護市一般会計補正予算の議案も提出。こちらは財政状況の改善を図るためのものとして審議された。市長は、この補正予算について「未来に向けた投資であり、地域の活力を生むための重要な手段である」と述べた。
議会ではまた、専決処分した事件の報告が二件行われた。名護市税条例の一部改正と国民健康保険税条例の一部改正に関する内容が含まれ、これらの報告に対しては議員から特段の異論はなかったとのことである。