令和3年第205回名護市定例会が開催され、重要な議題が扱われた。
まず、宮城安秀議員は選挙の管理及び運営について質疑を行った。
期日前投票を各支所でも行うべきではないかとの提案があり、佐久川純選挙管理委員会事務局長は、期日前投票の増設はシステム設置などが課題であると回答した。
また、違法行為の規制についても、過去の選挙で警察と連携し対応している実績を明らかにした。
少子高齢化が進む中で、選挙管理体制の強化は今後の課題である。
次に、沖縄振興開発金融公庫の存続問題についても話題に上った。
平得薫地域経済部長は、金融公庫が地域経済に及ぼす影響を語り、存在意義を強調した。
公庫は沖縄経済の振興に寄与する重要な機関であり、政府に存続を求めることが求められている。今後も、沖縄県及び地域企業との協力が期待される。
さらに、名護市道豊原1号線の整備についても質問がなされた。
當山賢建設部長は道路幅員が狭い部分についてお詫びし、用地取得予定の計画を説明した。
地権者との交渉を進め、早急に改善策を講じる必要性が強調された。
道の安全性向上のためには、具体的なアクションが求められる。
これらの議論は、名護市の未来に向けた重要な課題への取り組みが必要であることを示しており、今後も市民の声を反映しながら進めていく必要がある。