第212回名護市議会が令和5年9月7日に開催された。
会議の中で、議案や認定について多くの審議がなされた。特に、名護市印鑑条例など数件の条例改正案が取り上げられ、議会の動きに関心が集まった。
市長が提出した議案第39号の名護市印鑑条例の改正に関しては、印鑑に関する手続きを簡便化する内容が含まれることが説明された。これにより、市民サービス向上への期待が寄せられた。
また、名護市都市公園の設置及び管理に関する条例の改正(議案第40号)も審議され、公園の管理体制が見直される。また、火災予防条例改正(議案第41号)では、地域の安全対策強化が強調されている。議案第42号の下水道条例の改正は、インフラの維持管理がテーマとなった。
さらに、補正予算に関する議案も提出された。令和5年度の一般会計補正予算(議案第45号)や国民健康保険、介護保険に関する特別会計の補正が含まれ、財政健全化に向けた取り組みが説かれた。加えて、水道事業会計や下水道事業会計の補正予算も重要な議題とされ、市の財政状況の改善が目的とされている。
決算に関する案件も多く、令和4年度の各種決算認定案が多数提案されたことから、来年度の施策への影響も考慮される必要がある。