令和3年3月3日に開催された名護市定例会では、各議員がさまざまな議題について質問を行った。名護市漁港の利活用や、21世紀の森公園内の整備についても議論がなされた。名護漁港に関しては、資源を最大限に活用する方策について、過去の計画が実現しなかった理由が示された。今後は新たな利活用案を模索する。
21世紀の森公園周辺では、スポーツゾーンやレクリエーションゾーンの整備が進められている。市民からの意見や提案を基に、年内に実証実験を行う予定である。特に、野球場やサッカー場の整備が期待されており、地域活性化につながることが見込まれている。
また、ワクチン接種体制確保事業も重要なテーマとして挙げられた。接種体制が整い次第、接種が実施される予定であるが、今後のワクチン供給スケジュールが懸念材料である。医療従事者との連携を強化しつつ、時間帯の柔軟性を持たせることで、より多くの高齢者が接種できる体制を整えようとしている。
さらに、女性の雇用を守るためへの支援策も求められた。ウィズコロナの状況下で、女性が多くの分野で困難に直面している現状が報じられた。分析結果によれば、女性の離職者は男性よりも多くなる傾向にあり、効果的な支援が必要とされている。
議会では、名護市における新しいテーマパークの計画も検討されており、沿岸エリアの整備と合わせて地域活性化コメントも出されている。
これらの事案は、名護市の今後の発展と地域全体の活性化に向けた重要なステップであり、しっかりとした施策が進められることが期待されている。