名護市第210回定例会が令和5年3月17日に開会され、市の重要課題が提起された。
議会運営委員会からの報告があり、名護市の個人情報保護に関する条例について質疑が交わされた。吉居俊平議員が条例の施行や運用に関する疑問を提示し、神元愛総務課長が改正内容の詳細を説明した。特に、個人情報保護法改正による影響が取り上げられた。
名護市情報通信技術に関する条例の制定も議題に上がり、多嘉山侑三議員が利用手続きにおけるマイナンバーカードの必要性について言及した。倉富和幸業務改善推進室長は、この導入が市民への利便性向上に寄与することを強調した。
予算案では、来年度に向けたさまざまな補助金も提起され、特に個人情報保護の分野での義務が強化される。これに対し市民の意見を反映させる必要性が叫ばれた。また、名護市の財政に関する質疑も多く、特に一般会計予算では各種事業の適正化やコストの見直しが求められた。
最後に、名護市の緑の基本計画が改定されることが決定し、名護市の環境政策が今後も注目される。市はその向上を図り、地域の声を大切にする方針を示したため、住民の意見に基づく政策運営が進むことが期待される。