第211回名護市議会が開催され、複数の議案が可決された。
名護市スポーツリハビリテーションセンターの設置については、全会一致で原案が可決された。これにより、地域のスポーツ活動の推進及び市民の健康増進が期待される。
名護市の国民健康保険税条例および介護保険条例の一部改正も可決され、これにより保険税の適正化が図られることになる。また、火災予防条例の一部改正についても同様の結果となり、地域の安全対策が強化される方針が示された。
名護市では高規格救急車の購入も承認されており、これは緊急時の対応力を向上させる狙いがある。旧瀬嵩保育所の財産貸付についても問題なく可決された。
さらに、令和5年度名護市一般会計補正予算等の関連議案も原案通り可決し、特に一般会計補正予算では、県や市町村の財政基盤を強化する取り組みが期待されている。
一方で、議案に対しては意見書や請願も提出されている。特に、マイナンバーカードとの一体化に関連した健康保険証廃止に対する意見書が否決されたことは注目を集めた。子どもたちのための保育士配置基準見直しに関する意見書も否決され、保育士の待遇改善を求める声は今後も議論の余地があると見られる。